5-アミノレブリン酸(5-ALA)
「5-ALA(ファイブアラ)」という物質です
5-アミノレブリン酸(ALA:Amino Levulinic Acid)は36億年前の創成期より地球上に存在する天然アミノ酸のひとつで、生命の誕生にも深く係っています。
ヒトや動物では血液中のヘモグロビンの、植物では葉緑素の原料となるといったあらゆる生命体で、細胞のミトコンドリアに存在し、エネルギーを生み出す5-アミノレブリン酸(5−ALA)は、『生命の根源物質』と呼ばれています。
このミトコンドリアが機能するためには、5-アミノレブリン酸(5-ALA)が非常に重要な役割を果たしています。5-ALAは、最終的にミトコンドリアの中で「ヘム」という物質に変化します。ヘムは「シトクロム」というエネルギーを作り出すために必要不可欠なタンパク質の成分となります。
通常ミトコンドリアが不調になると、エネルギー不足や代謝の低下が起こります。結果として身体にも影響が現れ始め、老化が進む原因になると考えられています。さらにエネルギー生産の過程で作られる水分(代謝水)の量も減るため、肌のカサつきとの関連性も考えられています。5-ALAを摂取することで、これらの問題の改善に繋がると期待されています。
また、すでに 10 年以上前から健康食品、化粧品、ペットサプリメント、飼料、肥料に活用されている非常に安全性の高いアミノ酸です。5-ALA はがん分野では脳腫瘍や膀胱がんの可視化を目的とした医薬品としても承認されております。また、5-ALA は、ミトコンドリアの機能を向上させることが知られており、埼玉医大を中心としたミトコンドリア病の第 3 相医師主導治験が進められています
長崎大学の特定臨床研究
5-ALAは、培養細胞においてSARS-CoV-2の感染を抑制しました。
5-ALAの抗ウイルス効果は、非ヒト細胞よりもヒト細胞に対してより顕著でした。
5-ALAは、細胞毒性もなく濃度依存的に抗ウイルス効果を示しました。
「おそらく効くだろうとは思ってましたけど、ある一定の濃度以上だと本当に100%、増殖を阻害する」(長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北潔教授)
年齢と共に減っていく5-ALA
体内で作られるALAの量は体が成熟する時期をピークに、その後は年齢の増加に従って、低下していきます。
特に現代社会の生活では、過労、ストレス、睡眠不足、飲酒、喫煙、運動不足、外食などによりミトコンドリアがダメージを受けることが多く、ALAの生産能力の低下が早まる傾向にあります。
5-ALAの1日当たり接収量と排出量
私たちの身体の中では1日に600mgのALAが合成されヘモグロビンやヘムたんぱく質として体内に約60〜70 g常に存在し、尿によって、1日に2 mgのALAが排出されています。
食品中の5-ALA含有量
日本酒 | 70〜353 | 大豆 | 5〜7 |
ワイン | 110〜173 | 豚ひき肉 | 5.6 |
黒酢 | 150.0 | 春菊 | 5.2 |
タコ | 78.4 | 鶏ひき肉 | 4.3 |
しいたけ | 5〜45 | きゅうり | 2 |
イカ | 38.4 | キャベツ | 1.3 |
バナナ | 31.6 | たまねぎ | 1.1 |
納豆 | 25 | 豆腐 | 1 |
?油 | 22 | にんじん | 0.8 |
ソース | 21.2 | りんご | 0.8 |
ピーマン | 18.1 | まぐろ(赤身) | 0.8 |
ほうれん草 | 13.8 | 牛バラ肉 | 0.8 |
巨峰 | 13.6 | 昆布 | 0.7 |
トマト | 9.8 | 白菜 | 0.7 |
牛ひき肉 | 9.8 | さけ・ます | 0.2 |
じゃがいも | 7.0〜9.0 |
−第2回ALAサイエンスフォーラム活動レポートを参照−
5-ALA10mgを食品から摂るには…
-表2アミノ酸研究 Vol.6,No.1,(2012)参照
天然アミノ酸ALA
販売価格 19,824円
1粒でALA10mg(高麗人参 約80本分)が摂取
中高年からの栄養補給に
食生活の乱れが気になる方に
活動的な毎日を送りたい方に